法学部

柔軟な法的思考能力を身に付けた自律的な人材を育成。

法学部の特色

1年次からの少人数演習 基本書演習

法学部の学びの導入となるのが、1年次後期に開講される「基本書演習」。1年次の必修講義科目で使用する教科書を、20名程度の少人数クラスで精読します。

教科書の内容をより深く理解しながら、法律を学ぶ上で欠かせない基礎知識を丁寧に学ぶことができます。

キャリアプランニング支援 現代社会と法

現代社会と法という科目は、法学部卒業生が活躍しうる各界において現に活躍している方を毎回ゲストスピーカーとしてお招きして1時間程度お話を伺い、学生にその場で要約票を作成させるという科目です。

基本的には学生にキャリア形成のための情報を提供することを目的としていますが、法学部のカリキュラムの中に有機的に組み込まれている点と要約票作成という形で学生の情報整理力の涵養に資する仕掛けを組み込んでいる点に特徴があります。

3年次からのコース制 専門演習

3年次からは、希望する進路に沿って4つのコースで学びます。

1、2年次に学んだ基礎知識に基づいて、専門的に学べるのが3年次に開講される「専門演習」。重要判例を題材に議論を行い、法律の専門職を目指す人の指導や国家試験対策にも対応します。

資格・就職データ

取得可能な免許・資格
中学校教諭一種(社会)、高等学校教諭一種(地理歴史・公民)、社会福祉主事任用資格

主な就職先

マスコミ・教育・サービス業

アニヴェルセル株式会社 / NECマネジメントパートナー株式会社 / 株式会社オリエンタルランド / 学校法人関東国際学園関東国際高等学校 / 株式会社クオカード / 株式会社成山堂書店 / セコム株式会社 / ソフトバンク株式会社 / 千葉県国民健康保険団体連合会 / 株式会社テレビ山梨 / 株式会社東北新社 / 富山テレビ放送株式会社 / 日本電気株式会社(NEC) / 日本年金機構 / 一般財団法人日本規格協会 / 株式会社マイナビ

卸売・小売業

株式会社カクヤス / キヤノンマーケティングジャパン株式会社 / 生活協同組合コープみらい / トヨタカローラ神奈川株式会社 / ネッツトヨタ湘南株式会社 / 株式会社ビックカメラ / 株式会社ローソン

金融業

SMBC日興証券株式会社 / 株式会社常陽銀行 / 全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済) / 第一生命保険株式会社 / 株式会社日本政策金融公庫 / 株式会社東日本銀行 / 株式会社三菱UFJ 銀行 / 明治安田生命保険相互会社 / 株式会社りそなホールディングス

建設・不動産・運輸・通信・エネルギー業

旭化成ホームズ株式会社 / ANAエアポートサービス株式会社 / 小田急不動産株式会社 / 全日本空輸株式会社 / 東急リバブル株式会社 / 日本郵便株式会社 / 株式会社マルハニチロ物流 / 三井住友建設株式会社

公務・その他

警視庁 / 国土交通省 / 財務省関東財務局 / 墨田区 / 世田谷区 / 千葉県警察本部 / 所沢市 / 府中市 / 文京区 / 横浜市

製造業

アース製薬株式会社 / 象印マホービン株式会社 / 株式会社にんべん

コース紹介

法プロコース

法曹界を目指す高度な法律知識を身に付ける

市民間の紛争や国による権利侵害を公平に解決するには、「市民生活のお医者さん」である弁護士は欠かせません。もちろん裁判官や検察官、隣接法律職(司法書士等)も重要です。これらの資格を得るには各種資格試験に合格する必要があります。

法プロコースでは、これらの難関試験を突破するための高度な法律知識を学び、将来、法律専門家として活躍し得る人材を養成します。裁判を中心におく伝統的な法律学と、倫理意識を高める科目を重点的に学びます。

Pick Up 授業科目

刑法

刑法学は、人の生命や自由を剥奪することを扱うだけに、用いる概念・論理が難解で学説の対立も激しく、学生の頃はほとんど理解困難だった記憶があります。

当時、こんな風な話を聴きたかったと思えるような講義を心がけています。

民事訴訟法

社会にはいろいろな民事紛争があります。最近流行りの人工知能(AI)とか、SNSとかも、それを使う人々の間に争いごとが起こったときに、その解決が求められます。民事訴訟法は、そのための手続を考える学問です。

Pick Up ゼミナール

憲法 西土 彰一郎 教授

じっくり、ゆっくり。ホッブズの思想と語り合い、憲法学の基本に立ち返る。

私たちのゼミナールでは、近代国家の成立に大きな影響を与えた哲学者・ホッブズの『リヴァイアサン』を全員で精読しています。文献の精読を通して憲法学の基本的な概念に立ち返ることで、現代の政治・社会の問題を自分の言葉で考える力を養うのがこのゼミナールの目的です。憲法学の学びには、哲学や歴史学、文学などさまざ
まな人文社会学の分野の知識が関わってきます。時間がかかっても構いません。膨大な知識が体系化された一冊の本と、じっくり向き合ってみませんか?

目指す将来

  • 裁判官・弁護士・検察官
  • 司法書士・行政書士、その他の法律資格取得
  • 裁判所事務官
  • 検察事務官
  • 法律事務所専門
  • 事務職員(パラリーガル) など

企業と法コース

企業活動に役立つ法的知識を身に付ける

企業は現代社会においてきわめて重要な役割を果たしており、大学卒業後に企業に勤める人は相当数に上ります。

本コースでは企業に直接・間接的にかかわりのある法を体系的に学び、企業活動にかかわる諸問題に法律知識をもって対処できる人材を養成しています。科目としては、会社法、労働法、独占禁止法といった企業活動に固有の法律のみならず、消費者法、環境法など企業の社会的責任を考える科目、知的財産法や国際取引法等、現代の企業活動における最先端の科目を重点的に学びます。

Pick Up 授業科目

国際取引法

国際売買とそれに関連してなされる国際運送、国際保険および国際代金決済の各取引に関する法律問題を、順を追って学んでいきます。これらの取引に関する国際条約、国内法、契約条件を中心として考察していきます。

現代企業担保実務

現代社会において債権回収のために利用されているさまざまな制度や担保手段につき、民法の観点からその仕組み、問題点や紛争への法的対応などを学びます。民法改正による変更点や新種の非典型担保なども取り上げます。

Pick Up ゼミナール

会社法 山田 剛志 教授

資料を根拠に自分の意見を確立する力を養い、根拠のある結論を出せるように。

会社法の学びの面白さは、現実の社会に即しているところ。ゼミナールでは、企業の不祥事や事件などの具体例も交えながら、会社法の基礎理論を学びます。

学生たちに身に付けてほしいのは、資料から自分の意見を確立していく力。指導の際には、私の考えを押しつけるのではなく、学生自身に「なぜそうなるのか」を常に考えてもらいながら、自分で答えを出せるようになることを目標にしています。

ひとつの事例を具体的な法律や規則、判例理論に当てはめて、根拠のある結論を出せるようになってほしいです。

目指す将来

  • 企業の法務担当者・人事担当者・総務担当者・営業担当者・知財担当者など
  • 企業法務専門法律事務所の事務職員(パラリーガル)
  • 社会保険労務士
  • 税理士
  • 公認会計士
  • 宅地建物取引士 など

公共政策コース

行政をめぐる諸制度を学ぶ

現代の日本には、環境問題や少子高齢化問題など、さまざまな課題があります。こうした公共問題を解決するための議論を行うのが政治の役割であり、具体的に活動するのが公務員の仕事です。

本コースでは公共政策の形成に携わる進路を想定し、政治学原論、地方自治論、行政法など公共政策に関する多様な情報を提供する授業を用意しています。行政をめぐる諸制度を学び、国内の各種政策に関する情報を把握し、さらには先進諸国の行政、公共政策について関心を寄せる姿勢を身に付けていきます。

企業は現代社会においてきわめて重要な役割を果たしており、大学卒業後に企業に勤める人は相当数に上ります。

Pick Up 授業科目

行政学

私たちの暮らしに深く影響を与える行政活動。その根拠となる法律や制度を運用する日本の中央省庁の組織や、そこで働く公務員の人事を考えます。

そして、政治家と官僚の関係、行政と民間企業の関係など実態を踏まえて議論を展開します。

憲法特講

日本国憲法を理解するためには、明治期以来、欧米の憲法理論に学んできた長い蓄積に触れてみることも必要です。

「立憲主義」、「主権」、「代表」、「公共の福祉」など憲法の基礎概念について、理論的に検討していきます。

Pick Up ゼミナール

行政法 新山 一雄 教授

法律はすべて言葉。きちんと日本語を読み取り、まとめる能力を身に付けてほしい。

環境判例を題材に、テスト形式で判例を読む訓練をしています。最初に判例が二つ入った資料を渡し、学生が要点をメモ。自分で作ったメモを参考に質問に答えて行きます。

判例は一見すると難解そうですが、パターンがあり、反復練習をしていくことで自然と読み取る力が身に付いていきます。どのような職業でも、大量の資料を読み、早く的確にまとめる能力は重要になっています。

なお、テストは点数制で、年4回の復習テストも実施。成績1位の学生にはメダルの授与も行っています。

目指す将来

  • 国家公務員
  • 都道府県・市町村の地方公務員
  • 警察官・消防官、政策系のシンクタンクの研究員
  • 公共政策に関わるNPO法人
  • 政党・政治組織のスタッフ・秘書 など

国際社会と法コース

国際的な法制度を学ぶ

本コースでは、2年次までに身に付けた憲法、民法、刑法などの基本的素養をふまえた上で、国際法、国際私法、国際組織法、国際経済法、国際関係論、比較政治学等の科目を学び、国境を越える活動を規律する法制度や国際情勢、諸外国の法制度に対する広い視野を持った人材を育成していきます。

将来、日本国内にとどまらない国際的な活動に携わっていくことを目指す学生の学習を、多角的な視野を網羅したコース科目群での学びを通して後押ししていきます。

Pick Up 授業科目

国際組織法

世界政府が存在しない国際社会においては、主権国家が主たるアクターですが、国連や世銀、ILOといった国際組織もまた、重要な役割を果たしています。

本講義では、国際組織の目的、任務、構造、活動などについて検討し、その法的理解を深めます。

国際政治史

現代の国際政治の動向を知るには、国際政治の歴史を知ることが不可欠です。

国際政治史の授業では、20世紀、とりわけ戦間期・第二次世界大戦期の国際政治の歴史について、日本・ドイツ・中国の関係を中心に置きながら、ビジュアル的にも楽しめる形で説明します。

Pick Up ゼミナール

国際法 川﨑 恭治 教授

国際法を学ぶことは、国家間に生じる法的問題や、国際政治、人権問題への対処に繋がります。

ゼミナールでは少人数で、国際法の分厚い教科書を読み進めており、いずれは国際法の模擬裁判にも取り組もうと思っています。

このゼミナールを履修することによって、国際法秩序の基本的な仕組みと、さまざまな個別の国際法規則の内容についての理解を深めてほしいと思います。

国際(公)法の知識がないと、国家間に生じる法的問題やたとえば国内の人権問題に十分対処することは不可能です。また、国際政治に興味を持っている人も、ぜひ国際法を学習してほしいと思います。

目指す将来

  • 国際的な取引のある企業・外資系企業
  • 外交官・入国審査官等の国際性を有する公務員
  • 国際公務員
  • 人権・環境・開発援助等にかかわるNGO
  • 国際政治にかかわる仕事 など
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